狭山園店内で、秋のお茶をテーマにワークショップを開催しました。
今回は2名の参加者の方と、「秋の熟成茶」と「京番茶」の淹れ方体験と試飲を行いました。
お湯の冷まし方ですが、湯飲みから湯飲みへお湯を移していくとお湯を冷ますことができます。しかし!日常生活ではゆ~っくりお湯が冷めるのを待っている時間がない!そんなときの裏技は急須に茶葉を入れた後、茶葉が浸るくらいの少しの水を入れておきます。そうするとそのあとに多少熱いお湯を入れても苦味が出にくくなります。
茶葉とお湯が出会う瞬間の状態が重要なのです。
「なるほど!」
質問やおしゃべりをしながら秋の熟成茶を急須で淹れていただきました。とてもまろやかで穏やかな味わいを引き出すことができました。
京番茶はお二人とも初めて飲んだそうですが、独特なスモーキーな香りでさっぱりとした味わいも気に入ってもらえました。
昔からお茶を飲んでいる習慣があると、うちではこう入れていた。ふつうはやらないと思うけど、こんな風にお茶を飲んでいるなど、それぞれの地域や家庭にあるお茶の楽しみ方やルールが存在します。地方に残る風習や伝統をお茶文化にも引き継がれているのは面白いですね。
次月からはテーマを変えてお茶ワークショップを開催します。ぜひご参加お待ちしています!