おいしいお茶はやっぱり専門店で選びたい!でも一体どの煎茶を買えばいいの?!600円のお茶と1,200円のお茶は何がどう違うの?!
では狭山園で好みの煎茶を選ぶ簡単なポイントをいくつかご紹介。
▼濃く、まったりとしたお茶が好き →①へ
▼香りがあってすっきりしたお茶が好き →②へ
①「深蒸し煎茶」がおすすめ。
■特徴
- 渋みが少なく、濃くてとろっとまろやかなあまみが特徴。深く濃い緑色に出ます。
- 多少熱いお湯でもOK。淹れ方もわりとカンタン。
- 普通煎茶に比べて香りが弱め。
- 葉が細かいので、細かい目の茶こしや網付きの急須で淹れるのがベスト。
- 深蒸し茶でもいい香りのお茶が欲しいかたは。。狭山火入れ香ばしいコクのあるあまみが特徴の狭山茶「ほのか」がおすすめです。
- 芽も茎も葉もブレンドされた荒茶仕立てのコクのある深蒸し茶なら、「特別栽培茶ひより」をお試し下さい。
②「普通蒸し煎茶」がおすすめ。
● 香りがよい。すっきりとした煎茶の味わい。
● 深蒸し煎茶より葉が細かくないので、網が陶器と一体化している急須でも葉が詰まりにくい。
● 狭山園オリジナル銘茶シリーズ「前田文男茶師十段のごうぐみ茶」は、しっかりとよりがかかった葉の形状で、すっきりとした香りと深みのある上品なあまみと渋みが味わえます。
煎茶、深蒸し煎茶、両方に共通していることは、
★値段が高いほど、早く摘み取られた芽を使って仕上げた煎茶なので、濃厚なあまみやうまみ、味の余韻の強さがあります。お湯の温度を70℃~80℃で淹れていくと、4煎~5煎まで味わいを楽しむことができます。進物や、お客様用のお茶としてもふさわしい上級茶のおすすめは100g/1000円以上。100g/1000円のお茶は甘み・うまみ・渋みのベストバランスが味わえるので、狭山園のお茶が初めての方は、こちらがおすすめ。
★100g/600円、800円くらいのお茶は日常使い用として、上級茶のようなあまみやまったり感よりも、さっと熱めのお茶でさっぱり、すっきりとした渋みが楽しめます。三煎くらいまで。
お茶は個人の嗜好や、淹れ方によっても味わいや感じ方が違うので、一概に”どのお茶が一番おいしい”とはいえません。同じ値段のお茶でもそれぞれのお茶屋さんによって産地も違うし、味わいも変わるでしょう。しかし、「自分はこんな味わい、特徴のあるお茶が好み」というポイントが分かっていると、買いたいお茶が見つけやすくなるかもしれません。
狭山園では50g~茶筒持参で量り売り も行っていますので、ためしてみたいお茶があれば少量から、無駄なくお買い物することができます。狭山園のオリジナル銘茶シリーズから、産地別飲み比べギフトセット 3種飲み比べセット などで自分の好みを見つけてみるのもいいですね。店内では定期的にお茶の飲み比べが体験できるワークショップも開催していますので、ぜひご参加下さい。
せっかくお金を出して買うのだから、自分がおいしいと思うお茶をぜひ狭山園で探してみてください。🍵
※写真のお茶の色や葉っぱの形状はイメージです。特定のお茶を指しているものではありません。