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無農薬有機栽培茶「ひより」のふるさとへ

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狭山園でもファンの多いオーガニック煎茶「ひより」のふるさと、静岡県掛川市の松下農園の有機茶園を訪ねました。

新茶シーズンを前に、アミノ酸豊富な有機肥料で栄養たっぷりの土からぐんぐんと新芽が芽吹いてくるのを待ちます。松下園のいくつかある畑のなかでも、ほかの場所から農薬の飛散などを避けるため、小高い山の上に、木や川に囲まれたまるで森の中にあるようなひっそりとあるシークレットな茶園です。

「有機農業をはじめて18年、自然のまま、ありのままでもおいしいものを生産する。自然界のものをうまく利用して見守る。」

過去十年以上にわたり、狭山園では松下農園の松下氏の有機のお茶づくりへの思いや、取り組みを取材してきました。(過去の狭山園だより”いっぷく”をぜひご覧ください。https://sayamaen-japanesetea.com/sp/story/

今回の松下園訪問は数年ぶりになりますが、松下氏が思う、国内外での有機栽培(オーガニック)茶を取り巻く環境や、変化、そのなかでどんな”お茶畑やー松下スタイル”のお茶を消費者に飲んでもらうか?そんな思いが、「お茶を楽しくおいしく飲んでもらう場所」としてカフェとして数年前にオープン。日本茶だけでなくスイーツや今まで見たこともないような、驚きの”新スタイル”お茶体験もできて、地域の人やこどもやお年寄りまで、”お茶畑屋”がつくる・淹れるうま~いお茶を五感で味わえる場所です。

 

Sustainability System =持続可能なシステム

 

お茶でサステナブルな取り組みって、ただ環境に配慮したエコロジカルなお茶畑をつくってお茶を生産するっていうことだけじゃなくて、有機農法で自然のものをうまく利用した栽培方法でお茶をつくって、そしてそれをどう飲んでもらうか、飲み方や飲む場所、飲むだけじゃなくてほかにも?体験して楽しい!そしてお茶をもっと飲んでみたい!知りたい、買いたい!売りたい、届けたい、農業の形、お茶業界の活性化、それぞれのお茶にかかわるひととお茶を楽しむひと、そして環境や思いがすべてつながって、永久に未来につながっていくことこそが、Sustainability Systemsのカタチのなのではと感じました。

そして狭山園もそのシステムの中にあるお茶屋なのです。みなさんとそんなお茶をつなぐ役割をしています。だからお茶をつくる人のストーリーも伝えます。

さて、松下農園から届く今年の新茶「ひより」はどんな味わいなのでしょうか?狭山園の新茶市での登場が待ちきれません!取材記事”いっぷく”にも今回の松下農園訪問の記事を掲載予定ですのでお楽しみに。

↓松下農園の畑の様子です。狭山園YOUTUBEチャンネルもチェックしてね!

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