毎年、新茶の時期と秋の蔵出し市に取材記事が掲載し、お客様へお届けしている 「いっぷく」
狭山園の商品の作り手たちが、商品に込めた思いとストーリーを直接私たちが取材しています。
2021年第75回全国茶品評会の深蒸し煎茶の部で、狭山園の特別栽培煎茶”ひより”や、ふりふり抹茶すっぴんちゃんの生産者・静岡県掛川市の松下農園(松下園)が生産する「オーガニック基準で栽培した出品茶」が日本一となり農林水産大臣賞を受賞しました。
「有機栽培の茶が農林水産大臣賞を受賞したのは品評会始まって以来初めて」と語るのは品評会の審査に関わる埼玉県茶研究所の梶浦圭一さん。有機栽培のお茶が農林水産大臣賞を受賞?!と茶業者なら驚く事実ですが、有機のお茶が受賞することがどれだけすごいことなのか、一般には公開されない全国茶品評会で行われている審査について直接伺ってきました。
自らを「お茶畑や」と名乗る、土から有機栽培のお茶づくりにこだわる松下園の松下芳春さんと息子の彰さん。過去数十年にわたってその様子とお茶作りにかける思いを取材してきました。今回の受賞はそのお茶作りの努力と品質、技術力、そして長年の取り組みが評価されたものとなりました。
松下園は自らの歩みを止めません。スパークリング乾杯日本茶リキュール「Chanpan」などユニークで革新的な自社のお茶商品をどんどん作り続け、海外へも販路を広げています。
今年の松下園がつくる「特別栽培深蒸し煎茶ひより」の新茶もご期待ください!
2024年10月 狭山園だより新茶号「いっぷく」より。(店頭ではプリント版を配布中)※英語翻訳記事は準備中です。
English translated PDF(準備中)