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【秋の蔵出し市2022】熟成した味わいを楽しむ秋の煎茶とは?🌙🎑🍵

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旬ふたたび。🍂

お茶の旬は年に二回。一度目は五月の新茶、二度目の旬は暑〜い夏を越した後、十月の秋の時期です。🍁🌛

今年の四月~五月に収穫された新茶を半仕上げ(荒茶)のまま、夏の間、製茶工場の冷蔵倉庫で過ごし、仕上げられたお茶は「蔵出し茶」や「熟成茶」と呼ばれます。🍂 狭山園では、当店オリジナルの銘茶シリーズの狭山茶ほのか、前田茶師の合組茶、特別栽培茶ひよりをはじめ、値段別のまごころ煎茶シリーズも全て静岡や狭山の製茶師さんたちの手により、秋のお茶の仕上げになり、狭山園店頭に並びます。

お茶が「熟成する」って一体なんでしょう?

お茶(新茶)を一定の低温下で半年ほど保存すると(五月〜九月頃まで)、春の新茶の特徴である、収穫仕立ての勢いあるフレッシュさや、青っぽい渋み、青葉の香りがすっきりと落ち着いてきます。お茶の味わいも雑味が取れ、旨みが引き立つ味わいになるのです。このような状態になったお茶を見極め、最適な温度で火入れし、ブレンド(合組)し、秋のお茶ならではのまろやかな味わいと香りに仕上げるのが製茶師さんの仕事です。

普通お茶をずっと置いておいたら、香りや味が劣化してしまうんじゃない・・?と感じてしまいそうですが、劣化と熟成は違います。お茶の仕上げ工場の徹底した低温管理下で眠るお茶は、劣化するわけでもなく、かと言って新茶の若々しさそのままのわけではなく、新鮮さを保ったままお茶の状態が変化するのです。

まるで数年して味や香りが熟成する、ビンテージワインのようですね。🍷

江戸時代、お茶通だったといわれる徳川家康公は、5月に収穫された新茶を壷に入れて、標高1200mの静岡市北部に位置する大日峠という山奥に運ばせ、夏の間冷涼な高地で大切に保管し、そして秋にはお茶を駿府城に運ばせ、熟成したお茶の深い味わいを愛したといわれています。

狭山園でも10/1から始まる「秋の蔵出し市」に”熟成仕上げのお茶”たちが登場します。

🍵🍁毎年秋限定銘柄、静岡牧之原産 深蒸しの熟成仕上煎茶【秋ごころ】100g /1,080円

まろやかで渋みの少ない深蒸し煎茶なので飲みやすく、ご飯にも、秋の和菓子にもよく合います。葉っぱを多めに使って80℃くらいに冷ましたお湯で濃いめに淹れるとコクある味わいに。

↓淹れ方の動画も公開中!

 

🍵🍁狭山茶【ほのか】は伝統の狭山火入れによる力強いインパクトのある香りとしっかりとした味わいの深蒸し茶。この時期に仕上げられた火入れでいっそう香ばしい香りが楽しめます。

🍵🍁新茶のとは一味違った秋の【前田文男オリジナル合組茶 秋浪漫】100g /1,296円 ワンランク上の上級スペシャル秋浪漫100g /2,160円は入荷数限定で販売予定です。やさしく落ち着いた味と香りが特徴の前田茶師のお茶ですが、秋仕上げならではのまったりとしたうまみも存分に楽しめます。狭山園の栗蒸しまんじゅうや、オリジナル二口羊羹といっしょにどうぞ。

🍵🍁無農薬特別栽培茶【ひより】は一煎目、二煎目、と味わいの奥行きがひろがり、甘み渋みうまみバランス良く味わえる深蒸し茶です。残った茶殻はとても柔らかいのでお料理のちょっとしたアクセントにも使えます。

🍵🍁 上記の狭山園オリジナル銘茶シリーズ3種が30gづつのセットになった「オリジナル熟成煎茶3種飲み比べ」セットも数量限定で発売します。

🍵🍁 狭山園のどりっぷばっぐシリーズも秋仕上げのお茶になります。

狭山園の個性豊かな秋の煎茶を、店頭に並ぶ秋のお菓子とともに、じっくりとお楽しみください。

オンラインショップでも秋の熟成煎茶シリーズ発売!オンライン限定発売の商品もありますのでぜひ覗いてみてください!(オンライン注文・店頭受け取りもOK)

 

 

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