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【第5回目Airbnb experienceレポート 英語で日本茶ワークショップ】

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狭山園ではAirbnb experience にて、外国人のお客様向けに英語やスペイン語での体験型日本茶のワークショップを開催しています。

Airbnb experience

今回のゲストはアメリカから日本に旅行中のEdithさんとWilliamさん。Edithさんは長年アメリカと中国を仕事で行き来しており、中国茶文化にも親しんでいるとのこと。日本茶についてはあまりよく知らないので、ぜひ日本茶についても知りたい!と都内から狭山園に来てくれました。

今回の体験プログラムでは、産地別煎茶の飲み比べをしてもらったり、玄米茶を急須で淹れてみる体験も。日本茶ワークショップといえどもただのお茶の試飲だけではありません。日本茶を身近に、楽しく体験してもらえるようにお茶屋ならではの工夫を凝らします。

お茶の栽培方法や、日本茶の加工法、緑茶と紅茶やウーロン茶などとの違いにも興味深々のEdithさん。「同じ緑茶でも中国はジャスミンティーみたいな花が入っているお茶はあるけど日本はあるのかしら・・。」「中国で飲んだ岩のような見た目の熟成茶(プーアール茶)はすごい味だった!」と各国のお茶文化についても楽しく話をしながら、日本のお茶の歴史や文化についても説明します。

狭山園のオリジナル銘茶シリーズから、狭山茶「ほのか」静岡のオーガニック深蒸し煎茶「ひより」前田茶師の「合組茶」を飲みくらべをします。

茶葉の見た目、香り、手触り、そしてお茶にお湯を入れた時の水色、立ち上がる葉っぱの香り、そして味わい。

「It’s natty」「Milky」「Roasted」・・・  お茶の味や香りについて、いろいろな例えで表現をしていたEdithさん。お茶の表現方法も「渋み」「甘み」「うまみ」以外にも、野菜やフルーツ、お菓子、触感に例えて表現を考えてみると面白いですね。ちなみのお二人の一番好みの煎茶は狭山茶「ほのか」でした。香りが独特で気に入ったそうです。日本人でも難しい煎茶の飲み比べもするどい観察力で飲み比べに挑戦してくれました!

急須からお茶を注ぎ分けるときの「回し注ぎ」テクニックや、最後のゴールデンドロップまで注ぎきること・・などポイント伝え、自分たちで急須を使って淹れてもらった玄米茶は, リラックスできる香りとマイルドな味わい。思わず皆で、「あ~おいしい」と一息ついてしまいました。

アメリカでは抹茶もかなり浸透しているそうで、「抹茶のお菓子は人気だし、抹茶を立てるセットボックス(茶筅・茶碗・抹茶セット)も売っていて、同僚はオフィスで抹茶を点てて飲んでるのよ」と。面白いですね~。抹茶と合うお菓子とのペアリングの紹介をしながら、抹茶も味わってもらいました。

番外編でパック入りシャカシャカ抹茶「すっぴんちゃん」を水のペットボトルでシャカシャカデモンストレーションしたところ、「便利ね!それにおいしい!」ととても気に入ってくれました。日本人にとってのお茶文化はただの飲み物というだけでなく、コミュニケーションツールだったり、思いやりやおもてなしを表現するものだったりします。日本茶がおいしいということ以上に、お茶を通じた日本人のココロを感じてもらって、日本滞在の素敵なひとつの思い出にしてもらえたらいいですね。

来年は東京オリンピックイヤー。日本のお茶に関心を持ってくれる外国人の方は今後もっと増えてくると思います。日本に観光に来ている・これから来る外国人の友人や知人を誘って、狭山園で日本茶でおもてなしとワクワク体験を!プライベートでのワークショップのプログラム申し込みのご相談も受け付けております。お問い合わせはメール・お電話でお願いいたします。

*過去のairbnb experienceイベントレポートは狭山園のフェイスブックから→。https://www.facebook.com/sayamaenippuku/

#SAYAMAENEXPERIENCE #英語で日本茶体験

 

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